CRAPHY スタジオソフトボックス照明キット 撮影に十分な光量が得られて物撮りにもおすすめ!

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自宅で個人的にこっそり物撮りをするだけなのに、スタジオソフトボックス照明なんて大袈裟すぎるのでは・・・?と思っていた、にこる(@choco2col)です。

基本的に写真の写りに関しては、何が写っているのかよくわからない程暗かったり、思いっきりピンボケしてるなどを除き、撮影する人や見る人の「好み」だと私は思っています。今回は私の写真写りの好みから、今後いずれ必要になるだろうと思い購入に至ったスタジオソフトボックス照明をご紹介します。

CRAPHY製 写真スタジオソフトボックス照明キット


追記:2020年9月時点でCRAPHY製のボックス照明キットはAmazon等での取り扱いが無くなっています。その為この記事で紹介しているボックス照明と、仕様やお値段が同等のものを掲載しています。

めーこ

CRAPHYに比べると照明のW数もあがって値段も安くなってるからお得感半端ない!

ボックス照明は各メーカーからそれぞれ多種販売されていますが、今回私が購入したのは「CRAPHY」と言うメーカーのスタジオソフトボックス照明です。

85Wの電球が1灯付けられるスタンド二つに、収納するキャリングバックも付いています。

価格は一般的にボックス照明の値段としてはかなりの安値になりますが、私はプロのカメラマンでもなんでもないただの主婦(庶民)なので、本当に購入するべき物なのかも含め散々悩んで決めました。

ただの主婦の趣味なんだし、ボックス照明そのものが要らなくない?ちょっとやりすぎじゃない?本当に必要かな?

そもそもなぜボックス照明が必要か

2018年の3月まで、私はブログの写真は全てiphoneで撮影していました。

その写真で納得していたし、そんなに気にもしていませんでしたが、サイトを作り直したのを機にせっかくなので写真撮影もちゃんとやろう!と、それまで宝の持ち腐れ感が否めなかったカメラとレンズを引っ張り出してきて本気で撮影を始めました。

それまで風景やポートレイトを主に撮影していたので、物撮りする時にある事が気になりはじめました。

光や影の入る方向が気になる

基本、撮影は昼間の室内です。写真は自然光が一番とは言いますが、屋内だと窓の位置や角度によって影の入る方向も変わるし、うまく自分が移動して対応出来れば良いのですが、どうしてもこのテーブルの上のこの方向からしか撮影出来ない・・・という場合もあります。

毎回同じ晴れのお天気で、全く同じ時間帯に撮影するというのも不可能です。そこで、ストロボ撮影も試みる事にしました。

ストロボ撮影を試みるも意外な落とし穴が

ストロボ撮影する時、私は基本「バウンス撮影」です。「バウンス撮影」とは、ストロボの発光部分を天井にむけて照射し、天井に当たって跳ね返ったやわらかい光を被写体に当てて撮影する技術です。
バウンスとは
もちろん被写体に直接ストロボ発光部分を向けて撮影しても問題ありませんが、これは撮影者の好みの問題です。

(バウンス撮影は天井の色が白など淡い色系でないと、写し出される写真に天井の色が被ってしまうので、ホワイトバランスを調整する必要があります。)

バウンスによって柔らかくなった光を当てる事で被写体が自然な明るさになるのですが、この撮影方法が物撮りには向かないどころか、失敗写真しか量産されない事に気が付きます。

ストロボ角

物撮りで撮影対象を真上から撮影したい機会が増え、さらにブログ用写真は「横撮り」構図が多くなりました。

「横撮り」で被写体の「真上」から撮影する場合、ストロボの構造上(回転させられる範囲上)どうやっても自分の頭上の斜め後ろ方向にストロボ光を飛ばすことができないのです。

「後方」が駄目なら「横」から照射してみたら?の結果がこちらです↓

写真の明暗

これでもただどんなものなのか「見る」だけなら良いとは思うのですが、左右の明暗差がちょっと・・・気になりませんか?

まぁ・・・記事を読んでくださる方は情報がわかればいいだけで、写真の質になんかいちいちこだわってないとは思うんだけど・・・ね?

にこる

長いのでお暇な方だけどうぞ~(*´σω`)

そんなわけで早速購入、納品!

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最初は1灯だけ購入する事も考えましたが、各メーカーほとんどが2灯のセット売りが多く、また値段もセットの方がお得なので悩んだ結果2灯セットにしました。

(大は小を兼ねると言いますし・・・今後、後悔することにならないために今から思い切って2灯です!)

2020年9月時点ではCRAPHY製ソフトボックスの販売は終了、同等の価格・仕様の照明キットを掲載しています。

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メーカーをCRAPHYにしたのは、この収納バッグが付いていたからと言うのもあります。他にもう少しだけ安いセットもありましたが、折り畳んでも結構な大きさのこれらをを収納する既製のバックって中々ないと思います。

生地はしっかりしているため使い勝手も悪くは無いですが、縫い目など、作りは安値なだけあって結構粗いです。それでも私には必要十分です。

セット内容は単純明快

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ライトスタンドが2本、ソフトボックス(傘)2本、85W電球2本、あとはディフューザー2枚にキャリングケースです。パッケージリストには載っていませんでしたが、ソフトボックスをしまう専用のケースも2枚付いていました。

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私が購入したのは、アップグレード版です。通常版と違うのは、傘の根元部分が長く、スタンドにコードがかからない仕様になっています。

届いた傘を見たとき、畳まれた状態だと根元部分が無いように見えるので、一瞬間違えて注文した!?と思いましたが、傘を広げると内側から長い柄の部分が出てきます。

長時間ライトをつけていると熱を持ちがちなので、根元部分に直接コードが当たらないのは安心ですね。

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組み立ては簡単で説明書いらず

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組み立て方の説明書はありましたが、特に説明書を見なくても組み立てられました。ネジを緩めて伸ばして固定するだけです。高さを一番伸ばして固定すると、天井に届きそうな位。

ちなみに私はこのライトスタンドを6畳間で使います。撮影で使用できる部屋は2部屋ありますが、どちらも6畳間という狭さです。

それほど大きくない物撮りなら6畳間で2灯でも十分スペースがありました。

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スペースは大丈夫そうだけど、なんかそこまでする?感が抜けない(笑)写真撮影している現場を家族に見せられない~

狭い部屋での照明あり撮影は熱かった!

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6畳間での作業はこんな感じです。狭いですね(笑)屋内で小物を物撮りするという事だけ考えたら、明るさも十分すぎるくらいです。

それにレンズを下に向けて物を撮る事が増えたので、ストロボ付きだとカメラの重量も重く首にも負担がかかりまくりでした。一眼レフカメラはただでさえ重いので、撮影時の身体にかかる負担も減るのはありがたい事です。

この明るさなら、スマホで撮影してもいいんじゃない?とまで思ってしまいました。本末転倒ですよね(笑)

ただ一つ気になった事は、少し時間がかかる撮影時は部屋の気温が上昇していると感じました。ライトは熱を持つものなので仕方のない事かもしれませんが、夏場はちょっとクーラー無しでは厳しいと思います。

スイッチひとつで電源をオンオフ出来るので、少しでも使わない時は電源オフにしてもいいかもしれません。

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オンオフはスイッチひとつ

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コードも絡まり難い仕様

ソフトボックス照明を使ってみて思う事まとめ

私はやっぱり、写真は撮影する人や見る人の「好み」による部分が大きく良し悪しに影響すると思っています。それでも、全く同じ物撮りでも「明るく」写っている写真と、「暗く」写っている写真ではその品物に対するイメージすらも変えてしまいかねない位、明るさは重要だと思っています。

ほんの少しの努力でその品物に対するイメージが向上するなら、決して高くない買い物だと思いました。良い写真を撮影できる代わりにちょっと部屋は暑くなりますけど、そこらへんは等価交換という事で・・・?

部屋の温度が上がってるんじゃなくて、私の体温が上がってるのかも!?(撮影に夢中になりすぎて←)

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最後にソフトボックスに装着する85W電球の片づけ方を迷っていました。

電球なので繊細な物だし出来れば何回も付け外しを繰り返したくないと思っていたのですが、装着したまま傘を閉じることが出来ました。

それをそのまま、付属の専用ケースにしまう事が出来たので大変便利だと思いました。ただ、使用後は電球も傘もかなり熱を持っているので、完全に冷めてからしまわないと危険です。

私は自宅から持ち出して使う機会がないと思うのでこのしまい方でもいいかなとは思いましたが、外出先で使用する事がある場合は、電球は絶対に取り外してからケースにしまう方が安全です。

電球は納品時に専用の発泡スチロールと箱に入っていますので、それにしまうのが良いかと思います。

以上、散々悩んだけどいざ購入してみたら撮影が随分楽になって楽しくなったソフトボックス照明のご紹介でした(喜’v`*)

2020年9月時点ではCRAPHY製ソフトボックスの販売は終了、同等の価格・仕様の照明キットを掲載しています。

手持ちライト

さようなら~ 私がスマホ撮影時にずっと使っていた100均の手持ちライト~

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