ipad proとApple pencileでのお絵描きが日に日に楽しくなってきたにこる(@choco2col)です。
デジタルでお絵描きをするようになってから半年ほど経ちますか、ずっと疑問に思っていたことがあります。それは・・・
にこる
これはipad pro自体の設定でなんとかなるものなのか、液晶ペンタブレットなどで絵を描くときの宿命なのか??
今まではちょっと気にしながらも変な線が描かれては消しゴムで消して・・・を繰り返しながら描いていましたが、それが原因でイライラして「絵を描く」ということに集中できない時間がもったいないと感じるようになってきました。
そこでなにかいい方法はないかとあれこれ悩んだ結果・・・ペンタブレット用のデザイングローブにたどりつきました。今回は私が悩んで選んだグローブとその理由や使い勝手などをご紹介したいと思います。
- デジタルイラストを描くときにてのひらを感知されてイライラしてしまう・改善策を知りたい方
- もっと集中して絵を描きたい方
- 2本指グローブをはめて絵を描くことに少し抵抗がある方
画面に手をつけずに絵を描くことは難しい
私はipad proでお絵描きしているので、小指側のてのひらの側面を画面につけずに絵を描くことができません。メモするくらいであれば可能だとは思いますが、それでも決定的に安定感が損なわれ、シャープな線は書けないと思います。
- ipad pro 12.9inch (2017年度製)
- Apple pencile
ipadには「パームリジェクション機能」というものが備わっており、本来その機能のおかげで「てのひらが画面にふれても、さわっていると認識しない」はずなのですが、100%認識しないというわけではなく誤認される事も多いのが現状です。
私が絵を描くときに使っているソフト(ipadアプリ)は主に「CLIP STUDIO PAINT」と「Tayasui Sketches」なんですが、Tayasui Sketchesもアプリ内でかなり強力なパームリジェクション機能を設定できて、快適に描けていると思ったら変なところにポツポツ線が描き足されていたりします。
要するに「完璧ではない」「誤認することがある」んですよね。それにアプリのパームリジェクション機能を有効にすると困る事もでてきます。
にこる
てのひらを認識しない機能を強力にしてるんだから当たり前と言えば当たり前なんですが・・・いずれにしてもイライラ問題が解消されず、さらにイライラしてしまいますよね。それらの問題を解消すべく、私がいきついたのが「デザイングローブ」の存在でした。
ペンタブレット用デザイングローブ
こんな感じのグローブで薬指と小指だけはめられるようになっていて、それ以外の3本の指だけ出せてペンを持つときも扱いやすいようになっています。
ただ、イラストを描く時のグローブを探していると高確率で薬指と小指、指2本をはめるグローブが出てくるのですが、絵を描く時にグローブをする事じたいが邪魔もの以外のなにものでもないと思っていた私は、「なぜ薬指と小指2本もはめないといけないの?」という疑問しかありませんでした。
- はめた手袋が動かないように安定させるため?
- 薬指も画面にふれないと描けない人がいる??
それが今回私が購入した「GAOMON」というメーカーから出ている黒いライクラグローブ (一本指用)でした。
注意:ipad用のグローブは販売されていない
先に注意事項としてお伝えしたいのは、現在「ipad用」もしくは「タッチパネル用」として発売されている専用のグローブはありません。これらはパソコンに繋いで扱うペンタブレット用として作られたグローブなんですね。
ipadなどのタッチパネルは人間の指から出ている電気を感知して操作する仕組みになっているので、これらのグローブでは指から出る電気を完全にシャットアウトする事はできません。
ただ、前述しましたがipadにはもともと備わったパームリジェクション機能が働くので、それと合わせての使用であれば役目を果たしてくれるんじゃないかと思い、今回購入に至りました。
にこる
GAOMON 黒いライクラグローブ 一本指用
パッケージ
私はAmazonで購入しました。量販店向けのパッケージではないのでお値段も随分お安く手に入れる事ができます。右側のクラフト封筒に入っている状態で届きました。
仕様
素材について詳細な記載がなかったのですが、触った感じつるつるで水泳の時に使う水着や帽子の様な素材でした。一見ペラペラなのですが伸縮性もあり、誤った使い方をしない限りは丈夫そうです。
はめるとこんな感じです。私は結構手が大きい方で、キツかったりはめにくかったらどうしようと思っていましたが全然そんな事はなかったです。個人差があるかもしれないですがサイズは1サイズしかありません。
邪魔だと感じたら指だけはずせる
一本指用だと簡単にサッと指だけはずす事ができます。はずして指の布地部分にそのまま手の側面を置いて描けます。
本来であれば、絵を描くのにグローブをはめる事じたいが嫌な私は出来る事ならはめずに描きたいと思い、小指の部分を外して描いてみたら案外それでも描きやすく、また布地もつるつる滑りやすい素材なのも相まってこの状態でも全然あつかえることに驚きました。
だったら同じ素材の「ただの布きれ」でもいいのでは?と思いますよね?(笑)これがちょっとまた違うんですよね・・・指をはずしても腕の部分に固定されているので、手を動かしたときにもしっかり手指についてくるんです。
少し休憩する時は腕から外さなくてもいい
グローブを購入する前から、使用後の保管場所やいちいちはずすの面倒かな?と考えていましたが、このグローブであれば小指の部分のみをはずして腕の部分に折り込むことで簡易的にリストバンドのようにしておくことができます。
個人差はあるとおもいますが、はめていてもきつく感じる事はなかったので、絵を描き終わった後も一日そのまま腕にはめていました。
全く気にならず全然問題なかったです。絵を描かないのにわざわざはめる事はないと思いますが、一日の間に何度か描いたり休んだりを繰り返す場合は、わざわざ腕からはずさなくてもいいかもしれません。
グローブをはめる事で改善できたのか?
ipad proでグローブを使用して画面に手がふれても誤認されないかどうか?ですが、結論からいって・・・
にこる
ipad proは特にパームリジェクション機能の効果が優秀なので、あくまでもそれと合わせた結果だと思います。pro以外のipadについてはもしかしたら効果が劣る可能性がありますので、あくまでもこれはipad proで試した効果として参考にしていただければ幸いです。
今回は小指のみのグローブが欲しくてGAOMONライクラグローブを選びましたが、どのメーカーもネット通販ならおおよそ1000円以下で購入する事ができます。そこまで高価なものではないので、私のように絵を描く際、てのひらの誤認に悩まれている方がいたら試してみる価値はあると思います!
あなたのお絵描きライフが快適なものになりますように(喜’v`*)