こんにちは、にこる(@choco2col)です!
子育て真っ最中のパパやママに人気の「子供乗せ電動アシスト付自転車」を購入しようかどうしようか悩んで決めかねている方、非常に多いと思います。
にこる
- 他にも種類はあるのになぜ「bikke」を選んだのか?
- 実際に毎日乗ってみないとわからない細かい仕様について
- オプション品の使い勝手について
などなど・・・良い部分もイマイチだなと思う部分も、全て正直にご紹介しています。
あなたの子供乗せ電動アシスト付自転車選びの参考になれば嬉しいです。

※各画像をクリックすると楽天市場のサイトにジャンプします。
にこる
自転車選びで気になる乗り心地は?
恐らく多くの親御さんが悩まれるメーカーの「ブリジストン」「パナソニック」「ヤマハ」の3つは、大きな量販店や専門店などに行くと、試乗できる専用自転車が置いてある事があります。
にこる
ネットのクチコミや個人の評価をあれこれ読むと、「●●製は漕ぎ出しが気持ち悪い」とか、どこの姑が重箱の隅を突っつく様なコメントしてるんだ?と言わんばかりの細かい「好み」問題が展開していますが、全て乗ってみた私が乗り心地に関して思う感想はこちら↓
- 漕ぎ出しが気持ち悪い?全然意味がわからない・・・あるとしてもすぐに慣れるレベル
- 今まで普通の自転車に乗っていた民からすれば、全てが別次元の快適さ
- 子供の重さによるフラつきは、思っていた以上にアシストでカバーしてくれる!(リアチャイルドシートのみの利用です。)
にこる
私がbikkeを選んだ理由
全て試乗して、乗り心地に問題ないとなれば・・・後はデザインや細かい仕様やお値段ですよね。
当然の事ながら各社、お互いをライバル視してるはずなので、同じラインの価格帯はそれほど大きな差がありません。あえて言うならPAS babby unが少し安いかな?位・・・(それでも時期や地域(店舗)によって微妙に差がある程度かもしれません)
新モデルの登場時や商品入れ替えなどで、一時的に安くなる事はあるかもしれませんが、基本的に電動アシスト付自転車の価格は極端に安くなるという事も無く安定しています。
めーこ
チャイルドシートの製造メーカー
実は、私がbikkeを選んだ一番の理由といってもいい重要な項目が「チャイルドシート」でした。
ブリジストン以外のメーカーは、チャイルドシートのベルト部分に自社ネームが表示されていますが、チャイルドシート自体は自社生産ではなく「オージーケー技研」という自転車用チャイルドシートやヘルメットなど、主に自転車用品を開発・販売している会社が製造しています。
パナソニック製
ヤマハ製
オージーケー技研が製造するチャイルドシートは、国内で販売されているほとんどの子供乗せ自転車に搭載されているといっても過言ではないほど、国内シェア率No1のチャイルドシートです。


近年、パナソニック用に製造されたオージーケー技研のリアチャイルドシートは、モデルチェンジして現在の形になりましたが、ほんの数年前は右のヤマハ用のチャイルドシートと全く同じ形のものが採用されていました。(※標準搭載のモデルです)
一方bikkeのシートは自社生産!
bikkeのチャイルドシートは、フロントもリアチャイルドシートも自転車本体と同じブリジストン製です。
私がbikkeを購入する時は、現在のパナソニック用のリアチャイルドシートはありませんでしたが、当時ヤマハ用とブリジストン製のチャイルドシートを見た時に、子供が「娘」だからゆえ?の気になる点がありました。
乗車した時の足の向きが気になる・・・


ブリジストン製のチャイルドシートは、子供が座った時に足が自然に前方向に向くのに対し、オージーケー技研製のチャイルドシートは「股をひらいて座る」感が強く、女の子が利用する場合に限ってかもしれませんが少なからず抵抗がありました。
また、ブリジストン製は座面が横長で、座った時に前後にあまり余裕がありません。そのため、乗車中も前後にズレる事無く安定して座っていられます。
一方、オージーケー技研製は座面が長方形に近く、座った時に子供自身でも動ける余裕があります。シートベルトをしっかり設定していれば問題ないかもしれないですが、万が一の事を思うと少し不安要素が残りました。
めーこ
にこる
以前はパナソニック用の標準装備チャイルドシートも持ち手は可動式ではありませんでしたが、最近新しくなったモデルを見ると、持ち手部分や座った時の足の向きなど、全体的にグッとブリジストン製に寄せてきている?と思わざるを得ないデザインになっているのを感じます。
カーボンベルトドライブ式
電動アシスト付自転車に限らず、自転車にはペダルと前後のタイヤをつなぐ「チェーン」があります。
bikke mobの場合、通常の自転車で良く使用されているチェーン式のものではなく「カーボンベルトドライブ」と言われるベルト式が採用されています。
めーこ
- オイルが不要
- 摩擦による伸び・たるみが発生しないためメンテナンス不要
- チェーン式に比べると動作音が静か
- 雨が続いても錆びることが無い
・・・など。
にこる
なんて画期的なシステム!しかも耐久性も高く、一般的な日常で使用する程度なら、経年劣化をほとんど気にする事はありません。
チェーンに比べるとメリットしか無いように思えますが、スポーツや競技として自転車を使用する人、移動時に分解などを考えている場合に困難な事がありますが、この記事では一般的な日常で使用する子供乗せ自転車を想定しているので、特に気にする必要はないと言う事だけお伝えしておきます。
※ちなみに同じbikkeシリーズの「bikke POLAR」だけはカーボンベルト式ではなく、一般的な自転車と同じチェーン式です。
ロゴデザイン
同ラインの電動アシスト付自転車の中で、唯一「マスコット」的な存在のロゴマークが採用されているbikke
これはもう完全に好みの問題ですが、自転車そのもののデザインで言うなら個人的には一番PAS babby unが好みでした。
ただ、実際に自転車を購入した先に必ず必要になってくるであろう「レインカバー」や自転車そのものを覆う自転車カバー、バスケットカバーなどのオプション品を見た時に、bikkeだけが専用ブランドのロゴ入りオプション品を発売しているのに対し、パナソニックやヤマハは専用ブランド(ギュットアニーズやPAS babby un専用)のオプション品はありませんでした。
めーこ
にこる
チャイルドシートの自社生産もそうですが、オプション品に至るまでbikke専用のロゴ入り商品を販売しているブリジストンさんのこだわりや想いが垣間見えた気がしました。
bikke専用オプション商品など
bikkeのヘルメットもあります!
それ以外にもbikkeは、チャイルドシートクッションやハンドルグリップ、サドルカバーなど、自分好みの色やデザインにアレンジできるオプションパーツがたくさん販売されているので、より顧客目線で考え、製造されている感じがします。
自分好みのbikkeをシミュレーション!
参考
bikke mob ddカラーシミュレーターブリジストンサイクル株式会社
にこる
実際に乗り続けてわかったbikkeの細かい仕様
ここからは、試乗しただけでは気がつきにくい細かい仕様のご紹介です。
何日か乗り続けて気がついた、ちょっとここ不便だな?こうだったらいいのにな?と言う気になる点や、これは便利!という利点などをご紹介します。
テモトデロック機能って・・・必要?
bikkeには、ハンドルの右側に「テモトデロック」機能が備わっています。ロックするとハンドル部分が半固定され、重い荷物をカゴに入れていても自然に左右に曲がる事はありません。(完全固定ではないので手で位置を微調整したり、左右に曲げる事は可能です)
ハンドルが半固定されるのは、お子さんを乗せたまま先に自転車から降りる時などに、ハンドルが重みで左右に振れてバランスを崩し、転倒するのを防いでくれるのでとても重要な機能なのですが、固定時のロックと解除を手元で行うのはブリジストンだけなんです。
パナソニックやヤマハにも同じハンドル半固定機能が備わっていますが、いずれも自転車を停める際のスタンドを立てるだけで自動的にロックされる仕組みです。
にこる
大人が先に降りてスタンドを立てるまでの間、そんなにふらつかないし片手でしっかり押さえていれば問題ない事の方が断然多いので、一手間増えてしまうテモトデロックが煩わしく感じてしまうのです。
めーこ
後ろの時と違って、スタンドを立てるよりも先にロックしてから自転車を降りた方が更に安全かもしれません。
ライトが強制オート点灯なのが煩わしい
こちらはbikke mob eと現行bikke POLARで使用されている3ファンクションメーターです。
残りのアシスト走行可能距離や、バッテリー残量(10%刻み)、スピード表示をしてくれます。
アシストのパワーモード(エコ走行・標準・強)を変える時に操作が簡単で、電源ボタンも一度押すとON、もう一度押すとOFFと、解りやすい仕様です。
こちらは現行bikke mob ddで採用されているスマートワンタッチパネルです。
上記のモデルと違って、よりコンパクトでスマートになりましたが、ボタンが少ない分操作が少しだけ面倒な部分があります。
電源ボタンは一度押すとON、同じボタンを長押しすると電源OFFになります。メーター表示はバッテリー残量(5%刻み)のみで、アシストのパワーモードは、電源が入った状態で同じ電源ボタンを一回押すごとに⇒エコ走行⇒標準⇒強⇒と変わります。
どちらのパネルにもライト点灯ボタンがついていますが、基本的に辺りが暗い場合は自動で判断してオート点灯します。
この機能はブリジストンに限らず他社メーカーにも備わっていますが、個人的にこのオート点灯ボタンは非常に厄介なボタンだな、と思っています。
オート点灯が厄介な理由
- 日陰の駐輪場では昼間でもほぼ点灯してしまう(感度がすごい)
- オートで点灯してくれるのは良いけど、オートで消灯してくれないので一度点灯したらライトボタンを押して自分で消すしかない。
- ライト点灯はバッテリー消耗するので、必要ない昼間に気づかない間に点灯しているのが煩わしい
にこる
私の自宅の駐輪場も屋根付き日陰なので、どんなに晴天の日であろうがほぼ点灯してしまうので、対策として電源ONした後に必ずライトボタンを押して消しています。
ボタンを押して「消す」行為を認識すると、その後また日陰に入ってもオートで点灯する事はありません。
乗車時に必要もないのに点灯してしまう場合は、パネル側に「消す」を最初に認識させてしまうと後々イライラする事もなくなるのでおススメです。
フロントバスケットカバーがとにかく便利!

にこる
実は購入時にポイントカードのポイントが結構たまっていたという事もあり、要らないかもしれないけど買ってみようかな?という位の軽い気持ちで購入したのがこのフロントバスケットカバーです。
このカバー、完全防水ではありませんが作りがしっかりしているので、そこまで長時間の走行でなければほとんど浸水する事がありません。
幼稚園等へ送り迎えする時に、雨でも自転車で行くしかない場合は特に重宝すると思います。
めーこ
実はこのカバー、ふた開閉のジッパーとは別にもう一つジッパーがついていて、それを開くとバスケットに入れられる荷物の容量がぐん!と増えます。
スーパーに買い物に行って、ついつい買い過ぎてしまった時なんかめちゃめちゃ重宝しています。
もともとバスケットだけでも結構な大きさがありますが、普通のスーパーのビニール袋に商品を詰めた状態の物を左側に入れ、右側には牛乳パック大のドリンクを2本入れています。
牛乳パック2本の上に更に同じ大きさの商品がたくさん詰まったビニール袋を乗せ・・・
横から見るとバスケットからかなりはみ出して、このまま走行するのは不安定で危ないと思った時、カバーのジッパーを広げるだけで一気に収納できる容量がアップします!
実際に使ってみるまで、バスケットカバーがこんなにも便利な物だったとは思いもしなかったので、雨の日でも自転車に乗らなければいけない場合や、普段なにかと荷物が多い方にはすごくおススメのオプション品です!
専用のレインカバーの使い勝手は?
bikke専用のレインカバーは、商品名「リアチャイルドシートルーム」のその名の通り「ルーム(部屋)」感のある、かなりしっかりした空間になっているのが特徴です。
実際に使ってみて思うのは、付け外しはそこまで手間ではないけど、子供が乗り降りする時がちょっと面倒なので、私は雨が降っている日だけ装着して、雨があがればすぐに外してしまいます。
子供が乗車するときは、透明窓のジッパーを両サイド外し、チャイルドシートの持ち手レバー開閉位置のジッパーを下し乗り降りしますが、持ち手レバーがある事で乗り口が非常に狭く、とにかく乗り難い印象です。
にこる
バスケットカバーもそうですが、レインカバーも結構しっかりした作りで、正しく装着すれば内側に浸水する事はほぼ無いので、お子さんも安心して乗車していられる優れたレインカバーです。
固定がマジックテープなので心もとない感じはしますが、チャイルドシートに固定する板を上下逆に装着するなど、誤った使い方をしていなければ、走行中に外れるといった事はありません。
めーこ
【おまけ】一緒に使いたい!あると便利なグッズのご紹介
bikkeを購入して、個人的にこれは便利だな、あってよかった!と思うbikkeと一緒に使いたい便利グッズをご紹介します。
軽量コンパクトベビーカー「POCKIT」
言わずと知れた、日本国内最小の軽量コンパクトベビーカー。ゆとりのあるシートサイズで、4歳頃(~17kg)まで乗車でき、小さく折りたたむとbikkeのフロントバスケットにもすっぽり収まる、子供と一緒のおでかけ時にとても便利なベビーカーです。
電動アシスト付自転車を購入すると行動範囲がぐんと広がり、それまで行けなかった場所や施設に行けるようになります。
とは言え、行った先で思いっきり遊んだら疲れて寝てしまったり、急に抱っこをせがまれたりするかもしれません。
自転車で出かけたいけど、まだ出先でベビーカーがあった方が安心という場合に特におすすめなのがこの「POCKIT」です。
6ヵ月~4歳頃(~17kgまで)対応!
トートバッグに入れてbikkeの前かごに入れるとこんな感じです。このために作られたのでは?と言う位ピッタリ納まるのでかなり便利。
かごの高さよりだいぶはみ出しますが、ベビーカー自体に重みがあるので走行中に揺れても落ちる心配はまずありません。
自転車の前かごにスッポリ入るベビーカーは国内でもPOCKITだけ!おでかけ時になにかと荷物が多くなる子育て時期の親御さんに特におすすめしたいベビーカーです。
POCKITにはシートが動かせないタイプの物と、出先で疲れて寝てしまう事が多いお子さんにもおすすめの、簡易的にリクライニングできるタイプの「POCKIT+」があります。
リクライニング機能が便利!
にこる
ドリンクホルダー
実はこれ、ベビーカー用のオプション品です。各メーカーから様々なデザインのホルダーが発売されていますが、最近ではコンビニ等でも気軽に買える、カフェ系ドリンクを自宅に持ち帰る際のホルダーとしてもピッタリなんです。
いくらコンビニで気軽に買えると言っても、自転車だとどうにも持ち帰り難いカフェドリンク類。
カゴに置いたら倒れるし、袋に入れてもらっても自宅に着く頃には中身がフタから溢れていたりして・・・そんな時にあると便利なドリンクホルダーです。
にこる
バッテリー容量は多い方がいいの?
電動アシスト付自転車の場合、自転車は外の駐輪場へ停め、バッテリー充電は自宅内でという方がほとんどだと思いますが、充電の度にいちいち取り外して自宅内へ運ぶの面倒だし、できるだけ長持ちするバッテリーの方が良いですよね。
一般的に売られている現在の自転車用バッテリー容量は「12.3Ah」や「14.3Ah」などが多いですが、この容量だと、標準的な利用で一日に合計20~30分ほど自転車を使用しても1週間位は持つ容量になります。
めーこ
もちろん、バッテリーの充電を繰り返す事によって起きる劣化でも使用時間は短くなっていきますが、バッテリー自体は消耗品なので時期が来たら買い換える必要はあります。
さいごに・・・
電動アシスト付自転車は行動範囲が一気に広がり、お子さんと一緒に行くのが困難だった場所へも気軽に行けるようになる魔法のようなアイテムです。
すごくすごく便利な反面、お値段も10万円以上の物がほとんどで、決して気軽に買えるものではありません。
各メーカーが販売している自転車はどれも魅力的ですが一長一短です。実際に自転車を購入するあなたが、自分のライフスタイルや好みに合った最適の一台に出逢えることを願っています。
自転車購入で訪れる癒しもあるよ・・・
自転車上で寝るこどもって・・・笑えるし本当に癒しなんだよね(*Θ∀Θ)σ 是非あなたにも目撃してもらいたい!(笑)
乗車時には必ずヘルメットも!
【NUTCASE】幼児用ヘルメットは安全で着脱が簡単なものを選ぼう!子供が気に入って被ってくれるデザインにもこだわりたい!