子育て中のパパやママが必ず一度は欲しいと思う電動アシスト付き自転車!
メーカーやデザインなどあれこれ悩んだ末に、ようやく自転車を購入!・・・したのは良いけど、それと同時に必ず必要になってくるのが「幼児用ヘルメット」なのではないでしょうか?
たとえ電動アシスト付自転車の購入は見送ったとしても、いずれお子さんが自分で自転車を乗り始めるようになると、安全面から初めの頃はどうしても必要になってきます。
決して周りに流されてはいけません!
道路交通法では、幼児および児童(13歳未満)に対してヘルメットを被せることは「着用努力義務」とされています。要するに親が子供にヘルメットを被らせないことで、違反となり罰則を受ける事は無いということ。
それでも「万が一」は、あなたにも例外なくある日突然やってきます。
もちろん、何事も無く平穏無事に過ごせることが一番ですが、万が一が起こってしまったとしても、事前に備え対策しておく事で最悪の事態を免れる事ができるかもしれません。
子供乗せ自転車を販売しているメーカーでも、パンフレットにはヘルメットを被った子供の写真を起用したり、子供が自転車に乗る時はヘルメットが絶対必要!と注意書きを記載しています。
この記事では、安全面に加え、お子さんのお気に入りデザインがきっと見つかるユニークな幼児用ヘルメット「nutcase」の商品をご紹介しています。
にこる

「Nutcase」ヘルメットのご紹介
Nutcaseはアメリカ(オレゴン州)にあるNutcase社が販売するキッズ用ヘルメットです。
ヘルメット選びでよく「海外製のヘルメットは日本人の頭の形に合わない」と言われることがありますが、Nutcaseのヘルメットは、後頭部にサイズ調整用ダイヤルの装備や、頭部当たりの微調整に使えるサイズ調整用パッドセットも付属しているので、お子さんの頭型に合わせて微調整する事が可能です。
また、海外メーカー製としては珍しく、日本の安全基準SGマークを取得しています。自転車に乗る際の子供用ヘルメットとしても最適な、軽くて安全なヘルメットなんです。
ただし、保険適用となるのはヘルメットの新品購入日より3年間となり、それを過ぎるとヘルメット自体の安全性も保障されなくなるので要注意です。
対象年齢が1歳~6歳位(お子さんの頭囲によって異なります)のLittle Nuttyのサイズは頭囲48cm~52cmまでと幅があり、お子さんの成長と共にサイズ調整を繰り返して長く使用する事も可能です。
にこる
個性的なデザインが目を惹く豊富なラインナップ
Nutcaseのヘルメットは安全性に加え、ポップでユニークなデザインが豊富なのが特徴です。お子さん自身が身につける物だから、自分から喜んで被ってくれるようなお気に入りのデザインがきっと見つかるはず。
そこまで派手なのはちょっと・・・という方にはもちろん、単色だけのヘルメットもラインナップされています。
幼児用「Little Nutty」の仕様
ヘルメットの素材は、一番外側のシェル(外殻)部分にABS樹脂、その内側の帽体部分にはEPS(発砲ポリスチレン)が使用されています。この素材は、一般的なヘルメット用として長年にわたり広く使用されている素材です。
内側部分です。日差しや雨から視界を守る「バイザー」部分は簡単に着脱可能です。
子供乗せ自転車などで、自分で運転しないお子さん用として使用する場合は、むしろ使用しない方が安全です。(個体差があるかもしれませんが、個人的にははまり具合が結構ゆるいなと感じています。)
内側の調整パッドはマジックテープで固定されています。ヘルメットを被っている時は頭部でしっかり押さえられているので、マジックテープ仕様でも内側でずれる事はありません(ずれる場合はサイズが合っていない可能性があります)
前面・背面にあるNutcaseのロゴマークと、ストラップ部分のサイドにあるロゴマークにも反射素材が使用され、どの角度から見ても視認しやすい仕様になっています。
にこる
とにかく便利なマグネット式バックル
今回Nutcase社のヘルメットをご紹介するにあたって、一番のおすすめポイントと言っても過言ではない「マグネット式バックル」ですが、この仕様がもう本当にとにかく便利なんです。
一般的なヘルメットは、ストラップを固定するバックル部分が横にスライドしてはめ込むタイプの物が多く、国内で生産されているヘルメットもほとんどの物が同じバックルタイプです。
こんな感じのやつ・・・

ナットケース以外のヘルメットはほぼ横スライド式バックルタイプ
にこる
そんな贅沢な悩みを一発解消してくれるのがNutcaseのマグネット式バックルなんです。装着時にスライドさせる手間もない瞬間を動画にしてみたので、お時間のある方は是非ご覧ください!↓
めーこ
にこる
サイズ調整は簡単!付属の特殊ゴムが便利!
どのメーカーのヘルメットも、ストラップ部分の調節はおおよそ同じかと思いますが、Nutcaseのヘルメットにはストラップの調節位置に最初から劣化しにくい白いゴムが付いています。
一見ただの白いゴムなので、新品購入時につい切って捨ててしまいそうになりますが、実はこの白いゴムがサイズ調整で余ったストラップ部分を束ねておくのにとても便利です。
サイズ調整方法を簡単にご紹介しています!
最後の方に後頭部の頭囲サイズ調整ダイアルを使用していますが、一見貧弱そうに見える細いプラスチック部分は、多少湾曲に曲がっても折れたりせず、SGマークの安全基準による使用期限内であればプラスチック素材の経年劣化で折れたりすることはまず無いと考えられます。
実際に手にするとわかるその頑丈さ
ヘルメット購入時にどれにすればいいのか散々悩んで、店頭であれこれさわって子供に被せてみたりしましたが、Nutcase社のヘルメットのしっかりした作りや頑丈さは、他のメーカーのヘルメットと見るからに違い、かなり安心感を得られるものでした。
実際に使用した方のレビューを見ると「重すぎる」という意見や「皮膚を挟むかもしれないので危ない」という意見もありました。
幼児用ヘルメットの「Little Nutty」は重さが約400gほどありますが、私個人はこの重さを実際に片手で持った時に「軽い」と感じています。個人差はあると思いますが、子供の安全を守るのにあまり軽すぎる物はかえって不安です。
そして、使用方法を誤っていなければ「首元の皮膚を挟む」という事はまずありえないと推察します。
動画でご紹介しましたが、Nutcaseのストラップ部分はマグネット式バックルになっていて、装着時にスライドさせる必要は全くなく、近づけるだけでロックされるので、もし挟まれるとしたら変にスライドさせようとして誤って挟んでしまうケースが考えられます。
お子さんの怪我にもつながりますので、使用前にしっかり装着方法を理解してからのご使用をお願いします。
おしい!次点商品「bikke」のヘルメット!
Nutcaseのヘルメットを散々おすすめしてきましたが、あえて難点をつけるとすれば「価格」です。
個人的には安全性やデザイン、マグネット式バックルなど、他のメーカー商品とは比べ物にならないくらいNutcaseのヘルメットが一押しですが、良い商品はやっぱり価格が高く、一般的なヘルメットの2~3倍の価格設定になっています。
大切なお子さんを怪我や事故から守る重要なアイテムなので、多少の出費は仕方ないとしても、どうしてもここまでの価格は出せないぞ・・・という場合におすすめしたいのがブリジストン製「bikke」モデルのヘルメットです。
bikkeのヘルメットは、後頭部の調節ダイヤルや構造がNutcaseのヘルメットと似ていてデザインも個性的。ブリジストンは言わずと知れた国産メーカーなので、頭囲などのサイズが気になる方にもおすすめです。
ただ、やっぱりストラップのバックル部分はスライド式のもので少々残念ではありますが、値段がNutcaseの半額以下なので、価格の面で悩ましい場合は検討してみても良いかもしれませんね。
子供にヘルメットが必要な理由
かわいいお子さんを万が一の事故や怪我から守ってくれるヘルメットは、必要がなくなるその時までの安心を得る、保険のようなものです。
自分がどんなに気をつけていても、予期せぬもらい事故が起こるかもしれません。
周りにいる多くの親御さんが、子供にヘルメットを着用させず自転車に乗車させていても、あなたは決して油断しないでください。
にこる
ヘルメットはネット購入がおすすめ!

幼児用ヘルメットは、サイクルショップや量販店などでも販売していますが、自転車をメインに販売しているお店では、ヘルメットの販売スペースや種類がすごく少ない店舗が多い印象です。
めーこ
にこる
メーカーや製造国によってサイズ感や深さなどが変わってきますが、大抵の物はサイズ調整出来るので、ヘルメットの詳細や表示サイズ内におさまっていれば、被れないという事はほとんどないと思います。
MEMO
ごく稀にサイズ内でも(標準より頭囲が横に広い場合など)合わない事があることもご承知おきください。
他にも可愛いデザインがいっぱい!
※一般的な幼児サイズとして「XS」サイズ(Little Nutty)表示になっていますが、Nutcaseではその他「XXS」サイズ(Baby Nutty)や「S」サイズ(ジュニア用)もあるので、お子さんにより合ったサイズを選んであげてくださいね。
この記事もおすすめ!
【電動アシスト付自転車】私がbikke mobに決めた理由と実際に乗ってわかった細かい使用感レビュー!