こんにちは、にこる(@choco2col)です。
あなたはSNSや誰かのブログ・ホームページで素敵なイラストを見かけ、「こんな風に自分でイラストが描けたらいいのにな・・・描いてみたいな!」と思った事はありませんか?
本来イラストを描くだけであれば資格も何も必要ありませんし、読書が趣味の人が本を読むのと同じように誰でも自由に絵を描くことができるはずなんです。
- 何をどう描いたらいいのか
わからない? - センスがない?
- ipadを買うお金がない?
- 時間がない?
にこる
めーこ
まぁ、きっかけは軽い気持ちでも全然構わないと思うんですが、今回は物心ついた幼少期から絵を描き始めた私が、絵を描きたい!と思っている「お絵描き初心者」さんに向けて、最初に伝えたい事、知っておいて欲しい事をまとめさせていただきました。
- これから絵をはじめたい方へ最初のアドバイス
- アナログ絵とデジタル絵の違い
- 何を描いたらいいのかわからない時にする事
- できるだけ早く上達するコツ
などが記載されています。
細かい技術的なアドバイスは記載されていません。初心者の方へ向けたアドバイスや、デジタルで絵を描く際の最初のステップなどが中心です。
イラスト制作にご興味がある方の今後の参考になれば嬉しいです。
絵が描けるというだけで広がるメリット
私が現在絵を描く理由は、ブログを読んでくださる方に少しでもわかりやすく内容をお伝えするためです。
ブログに限って言えば、目を引くアイキャッチ画像や物事を理解してもらうのにも重要な図解など、それがあるのと無いのとでは読者を惹きつける力にも大きく差が出ることは間違いありません。
もちろん、魅力的な文章だけで読者を惹きつける方も大勢いらっしゃいますが、それに絵が加わる事によって物事を理解するスピードも確実に上昇します。
にこる
記事内で適切にイラストを使用することができれば、それを閲覧する人にとっても理解を深められる利点になるでしょう。
いきなり上手く描こうとすると続かない
絵が描けるようになりたい!と思ってせっかく描き始めたのに、すぐに挫折して描くのをやめてしまう人がいます。
ほとんどの場合、自分が想いえがいていたように描くことができず「むずかしい」と感じてしまうか、一枚の絵を描くのにかかる時間が予想以上で、そんなに時間が無いし割に合わないと判断してしまうか・・・
理由はどうあれ、絵が描けるようになりたいと思っている方に確実に言える事があります。
- 絵はうまいヘタでも、才能でもない。努力と個性が大事!(特に努力)
- 一日15分でも大丈夫、継続して描けば誰でも絵は上達する!
- 描いた紙の枚数分だけ確実に上達しています!
- 絵柄は後からついてくるもの、まずは好きな作家さんの絵を真似してみよう!
将来漫画家やイラストレーターとしてお金をもらってお仕事をしたい!と考えている方には多少なり才能は必要かもしれません。
それでも「才能」があるかどうかなんてとりあえず始めてみないとわからないし、取り組む姿勢や情熱によって左右される部分が大きいと私は思っています。
アナログで絵を描く?それともデジタル?
「絵を描く」と聞いて、あなたはどんな状況を思い浮かべますか?
めーこ
にこる
絵を描き続ける中で自然と自分の個性やスタイルを見つけ、それが定着していくなら一番良いのですが、実際に絵が必要な場ってどこだろう?と考えた時に、ほとんどの状況が「デジタル」内での必要性でした。
もちろん、アナログで描いた絵をスマホカメラで撮影してブログやSNSに投稿するのも全然アリですが、結局のところ・・・画像にしてデジタル化し、投稿するという面白い状況になっていますよね?
気軽に絵を描き始めるのであれば断然アナログ絵だとは思いますが、ここでアナログ絵とデジタル絵のメリット・デメリットを簡単にまとめてみました。
アナログ絵のメリット・デメリット
- 紙とペンがあればいつでも絵が描ける
- 初期投資はほとんどない
- 描いた絵はこの世に1つだけの1品物
- ペン画を描き直す時かなり大変
- 一度塗った色を変えたい時かなり大変
- ペン入れから先はほとんど一発勝負
- 画材はすべて消耗品のため投資が止まらない
アナログ絵は誰でも気軽にはじめられる一方、画材がすべて消耗品のため、大なり小なり投資が止まりません。より描きやすいペンや、色にこだわりが出てきてしまうと大変です。
それでもアナログ絵にはアナログ絵にしかない質感や「一品もの」であるという特別な価値が生まれます。デジタル絵のコピーをもらうより、一品ものの原画をもらえる方が嬉しかったりしませんか?
そして一品ものであるがゆえの一発勝負にのしかかる緊張感・・・せっかく描いたものが最後の最後で失敗したら嫌ですよね?そんな時下描きが残っていればペン入れから再生できる安心感が欲しくなります。
私も使っています!
その他にも多くの漫画家さんやイラストレーターさんが利用している人気のカラーマーカー「コピックスケッチ」なども良い例です。画材はこだわり出したらキリがありませんが、それでも一品ものの価値には敵わないと思っています。
アナログ絵着彩の王道!
デジタル絵のメリット・デメリット
- 下描き~彩色までペンの持替えが無い
- 多種・多彩なペンやブラシがそろっているので消耗品として長期にわたって画材費用がかからない
- 描き直しがすごく簡単
- 色の塗りなおしもすごく簡単
- 初期費用が高額
- 絵を描くためのソフトやアプリの知識が必要
- データが壊れたら一瞬で全部なくなる
デジタル絵の基本として「データは一瞬で消える事がある」という事を念頭に置いておかねばなりませんが(バックアップ重要です)それを差し引いてもデジタル絵の便利さに軍配が上がります。
大袈裟ではなく、アナログ絵で完成までにかかる時間が大幅に短縮されるイメージです。気に入らない部分は一瞬で消し、やっぱり気が変わっても元に戻せたり、レイヤーという便利な階層で微調整もお手のもの。
こんな便利な物が存在する現代で、それを利用しない手はありません!(と、最近までデジタルノータッチだった私が偉そうに言う)
めーこ
あたり前ですがandroidでも描けます(笑)

え?ヘタくそですか?(笑) 私は、絵はうまいヘタでも才能でもないという信念を持っているので、人からどう言われようと自分が描きたいものを描いています。
デジタルで絵を描こうと思った時に、初期費用に悩むのであればまずはスマホでお絵描きしてみる事をおすすめします!
あると便利!
まずは出来る事から挑戦してみて、描くのが楽しいと感じられるようになってからパソコンやペンタブ、ipadやApple pencilの購入を検討するのもいいかもしれませんね。
ipadが欲しい!購入に迷ったら・・・
これからデジタル絵を描きたいと思っている方がパソコンやペンタブ、ソフトを一通りそろえるのに数十万かけるくらいなら、断然ipadとApple pencilをおすすめします。
ipadは、絵を描きたい!と思ったら瞬時に描き始められ、場所を問わず好きな体勢で描くことができるという利点があります。
特にパソコン+ペンタブで絵を描く場合、起動に時間を取られソフトが使えるようになるまでの間、別の事をしていたらそっちに夢中になっていた・・・という事も少なくありません。(ほんの数分で人は気分が変わります)
Apple pencilが使える一番安いipadは、2021年3月時点Appleの公式サイトで¥34,800(税別)から購入できます。
公式サイトボタンから確認できます
32GBじゃ容量が少ないと感じますか?使用環境によりますが、絵を描いたりメモをとったりすることが主な目的で、写真や映像の撮影はスマホで・・・と割り切れば32GBでもそれほど困る事はありません。
長期的にipad内だけに作品を保存していきたいのであれば、容量が多い方が良いかもしれませんが、私の場合7ヶ月ほどお絵描きしてもまだまだ32GBには届きません。少し余裕がある方はそれ以上の容量でもいいかもしれませんね。
にこる
めーこ
何から描けばいいのか迷ったらしてほしい事
お絵描きをほとんどした事がない人が真っ白い紙を一枚渡されて「何でも好きに描いていい」と言われたことろで、いきなり自分の絵が描ける人はほとんどいません。
そんな時チャレンジしてほしいのは、あなたが今一番好きな作家さんの絵をそのまま写し絵にしてトレースしてほしいんです。
めーこ
世界的に有名な海賊漫画「ワンピース」を描かれた尾田栄一郎先生も今は唯一無二の存在ですが、ワンピースの連載当初は、私も大好きだった「ドラゴンボール」の鳥山明先生の絵にとても良く似ていました。
尾田先生ご自身も、鳥山先生は憧れの存在だったとおっしゃっているので、少年時代にドラゴンボールの絵を真似して描いていた背景が伺えますよね。憧れて、そんな風に描けるようになりたいと思い、努力する過程で絵柄が似てくるのは当然の流れだと私は思うんです。
でも今はどうですか?尾田先生の絵を見て、鳥山先生の絵に似てると言う人はほぼいません。(居たらごめん・・・)
いちばん最初の原点は鳥山先生だったかもしれませんが、絵を描き続けた過程でご自身の絵柄が確立し、そして現在もなお描き続けているのでどんどん進化し、描き続けている以上進化が止まる事はないでしょう。
偉そうにお話して申し訳ないですが、わかりやすいように誰でも知っている作品を例にあげてみました。白い紙をただ渡されて、最初に何をしたらいいか・・・
もうおわかりでしょうか?(*´ω`*)
まとめ
はじめて絵を描こうと思った時に、何から描けばいいのかわからないというのはごく自然な事だと私は思っています。それは、コンビニバイト初日に、まだレジの打ち方を教わっていないのに「レジ売って」と言われるのと同じような感覚でしょう。
絵が描けたら広がる世界を、あなたにも是非味わってほしいのです。会得のスピードに個人差はありますが、絵は描いた紙の枚数分だけ確実に上達していきます。
トレースで線を描くことに慣れてきたら、どんどんその先へステップアップしていきましょう。
無心でただ描くよりも、描き方の基礎やコツを少しでも知る事でいきなり上達していく人もたくさんいるので、誰かのお役に立てる事を願い、今後も今まで私が歩んできた道を記事にしていこうと思っています(喜’v`*)
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