アナログお絵描きを楽しんでいる方に大人気の100均アルコールマーカーですが、今回はキャン★ドゥで販売しているアルコールマーカーのインク容量を検証してみたいと思います。
ダイソー・セリアに続き、第3弾!
にこる
めーこ


キャン★ドゥのアルコールマーカー仕様
存在感があるダイソー・セリアのサイズ感に対して、一般的なふでばこにも収まりそうなくらい馴染みあるサイズ感のキャン★ドゥマーカー。
ペン先は1種類のみ、先端が細くなったブラシタイプのみが採用されていてダイソー・セリアと同様、2色セット100円(税抜)で販売されています。
ペン先
ペン先の大きさは、よりコピックスケッチのブラシに寄せたサイズ感で、セリアのブラシよりはだいぶ大きいですが、仕様は相変わらずの100円クオリティ。
しなやかに曲がるコピックスケッチのブラシに対し、しなる感じもなくやや固めのペン先です。
にこる
ペン自体が小さ目なので持ち手部分が短く、指と紙までの距離が近くなります。
細かいですが、この辺の仕様もコピックスケッチと似ているので、すでにコピックを使い慣れている人や今後コピックを使ってみたい!という人には違和感なく使用できるポイントかもしれません。
色の種類
2020年11月時点で販売されている全29セット(58色)の色の名前を一覧にしておきますので参考までに。
キャン★ドゥ マーカー 色の名前 | |
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クリアブレンダー ブラック |
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ペールオレンジ シルバーグレー |
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ブリリアントイエロー グレー |
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ローズウッド ペールピンク |
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スティールブルー ローズピンク |
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レッド サルビアブルー |
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ブルーグレー コーラルピンク |
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ターコイズ イエロー |
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ブラウン オリーブグリーン |
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カーマイン ブルー |
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ピンク ペールブルーバイオレット |
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スキンピンク ペールグリーングレー |
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ペールスキンピンク ブルーバイオレット |
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ペールライトグレー アースピンク |
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ペールスキンホワイトピンク ペールイエロー |
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ペールアースホワイトピンク ピンクレッド |
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バイオレット ペールグリーン |
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ペールブルー ピンクバイオレット |
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ブルーライトグレー ペールオリーブグリーン |
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ライトクールグレー ペールアースピンク |
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ペールウォームグレー ペールホワイトグリーン |
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ペールモーヴ メデュームモーヴ |
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モーヴ ペールホワイトイエロー |
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ペールゴールドイエロー メイルスキンピンク |
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メデュームアース メデュームウォームグレー |
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ペールアース ウォームグレー |
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マンダリンオレンジ ブライトイエロー |
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アルティマペールブルー パンジー |
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レディッシュブラウン ブラックグレー |
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Can do |
キャン★ドゥの色選抜の特徴としては、色の名前にやたらと「ペール(淡い・薄いとった意味)」がついているだけあって、淡色の種類が豊富な印象です。
中でも人間の肌の着彩に使えるスキンピンク系の幅が広く、人物キャラクターのイラスト作成に重宝するかもしれません。
インク容量はどのくらい?
ダイソーやセリアのマーカーと違い、ペン先はブラシタイプ1種類でインク消費が左右に分散されることはありませんが、本体自体が小振りなので物理的にインク容量も少ない事が推察できます。
今回も新品のマーカーを1本使い、A4コピー用紙にインクが無くなるまで塗りつぶして検証してみました。
にこる
A4コピー用紙を塗りつぶして実証
左:1枚目
右:2枚目
塗りはじめから伸びも良く順調に1枚目を塗りつぶせましたが、2枚目でいきなり失速。だんだん出なくなったというよりはいきなり出なくなってきた感じです。
ダイソー・セリアよりインク容量が少ないことは予想していましたが、想像以上の少なさでした。
インクが出なくなるまで線画を描く
A4コピー用紙:3枚目
イラストに着彩するためのインク容量はコピー用紙1枚と少し分ですでに尽きてしまった感じがありますが、こちらも線画はまだ描けそうなので続けてインクが無くなるまで描き続けています。
下部のハート部分はインクが濃く見えますが、3回くらい重ね描きしています。
A4コピー用紙:4枚目
ダイソーのマーカーは線画でも意外と長く描き続けられることが出来ましたが、キャン★ドゥのマーカーは線画でもここら辺で限界を迎えました。
正直ここまでかすれてしまったら、もうどんな場面でも使い道はありません。
感想・まとめ
結果的にはA4コピー用紙3枚半しか埋めることが出来ず、着彩できるレベルではA4コピー用紙1枚ほどの面積分しかありませんでした。
ペン自体もコンパクトで持ち運びしやすいサイズ感と、イラスト着彩でも一番使い勝手の良いブラシタイプのみが採用されている事もあって、携帯するには非常に便利なアイテムなのは間違いありません。
ただ、インク容量に関しては一番残念な結果でしたが、このマーカーもまた1本50円(税抜)という事を考えれば全然許容範囲内かな?と思ってしまいます。
コピックのブラシに比べると柔軟性に欠け、少し硬めですが、ペン先が極細になってくれているだけでも細部塗りしやすく、3社の中では一番イラストの着彩がしやすい商品なのでは?と思います。
これからお絵描きを始めたいという方や、気軽にアナログお絵描きを楽しみたい!という方がお試しする分には価格も仕様も申し分ない商品なので、ぜひあなたも手に取ってお試しください。
にこる(@choco2col)でした!
ダイソー・セリアのインク容量検証はこちら!
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