【横浜ローズウィーク】国際バラとガーデニングショウの後継イベント? ばらフェスタ2019 詳細レポート【1】

このイベントはすでに終了しています。

日本国内最大規模のバラの祭典として、毎年多くの人を魅了し続けてきた「国際バラとガーデニングショウ」が2018年、開催20周年の節目を機にその歴史に幕を閉じました。

ガーデニングやフラワーアレンジなどの知識も殆ど無く、ただバラという花が好きなだけのにわかな私、にこる(@choco2col)ですが、毎年バラが咲くこの季節にメットライフドームへ訪れるのを本当に楽しみにしていたので、今年開催されない事を知った時は愕然としてしまいました。

閉幕の理由として、会場であるメットライフドームでのプロ野球公式戦、日程調整の難航が挙げられています。

実は開催の度に密かに思ってたんだよね・・・プロ野球始まってるのに、この時期に1週間近くこの場所を借りれるのってすごいね?って・・・

にこる

2020年には東京オリンピックが開催されます。その際に都内の球場が使用される予定のため、程近いメットライフドームでのプロ野球開催が例年以上に増える見込みがあるそうです。

バラ好きとしては非常に悲しい一報でしたが、今までの国際バラとガーデニングショウの後継イベントとも言われる「ばらフェスタ2019」が新たに開催されるという事を知りました。

開催地も変わり、規模もこれまでの1/6程と縮小されてしまうようですが、もし今後このイベントが継続して開催されるなら、開催地や展示の様子など気になる事ばかりだったので、不慣れな地ですが思い切って足を運んできました!

同じように国際バラとガーデニングショウの後継イベントがどんな感じなのか気になる方や、バラ好きさんのお役に立てれば嬉しいです。
国バラ開催最期のレポートはこちら!
バラとガーデニング 国際バラとガーデニングショウ 2018 レポート 国内最大規模のバラの祭典 その1

「ばらフェスタ2019」とは?

「ばらフェスタ2019」は、ばらのまちと言われる神奈川県にある横浜市で、はじめて開催されるバラ尽くしのイベントです。

横浜市は、花と緑にあふれる都市「ガーデンシティ横浜」を推進するプロジェクトのひとつとして市民や企業などを含め、まち全体で「ガーデンネックレス横浜2019」を展開し、横浜の開港以来、市民に親しまれてきたバラを主役にしたイベント「横浜ローズウィーク」を開催しています。

開港160周年の横浜を彩る新たなイベント「横浜ローズウィーク」のメインイベントとして企画・開催されたのが今回の「ばらフェスタ2019」です。

えーと・・・「ガーデンネックレス横浜」の、中のイベント「横浜ローズウィーク」の、中の「ばらフェスタ」ね・・・

にこる

めーこ

ややこしい!!
今回の「ばらフェスタ」に限らず、横浜のまちのいたる所で華麗で艶やかなバラの様子が楽しめるんですね。
横浜ローズウィーク詳細はこちら
参考 横浜ローズウィーク横浜市環境創造局みどりアップ推進課

開催場所は「大さん橋ホール」

ばらフェスタの会場は、横浜高速鉄道みなとみらい線の「日本大通り駅」から徒歩約7分ほどの場所にある「大さん橋ホール」です。

大さん橋ホールはその名の通り、横浜港大さん橋国際客船ターミナルに併設された、各種イベントや展覧会など様々な企画・展示が行える空間です。

今回初めて伺った大さん橋ホールですが、予想外の外観に初見は驚きながらもとても面白い造形だったので、外観も合わせて簡単にご紹介します。

大さん橋国際客船ターミナル入り口

大さん橋国際客船ターミナル入り口

最寄の「日本大通り駅」からほぼ直進すればたどり着く大さん橋国際客船ターミナル入り口です。

街中から一気に空がひらけて開放感のある場所。港なので少し潮の香りがします。

手前に国際客船ターミナル入り口、奥に大さん橋ホールがあるので、左右どちらからでも行けるウッドデッキの通路を通って先に進みます。

会場へはウッドデッキの通路を延々と進む

大さん橋ホールへはウッドデッキの通路を進む

5月でも炎天下の中、日差しをさえぎる物が何もない通路の照り返しは結構大変で、ものすごく遠く感じました。真夏じゃなくても帽子やサングラス、日傘があると安心です。

途中でばらフェスタの案内と大さん橋ホールはこちら、と案内板が出ていました。

とにかく炎天下の中でのこの通路・・・長いです。熱中症など、本当に油断禁物!

それでもどういった意図でこの歪んだ造形なのか・・・?など、こんな変わった場所を訪れたのは初めてだったので色々興味津々でした(笑)

大さん橋ホール入り口

通路を延々進むとやっと見えてくる、大さん橋ホールの入り口がこちらです。

左右が階段になっていて、なんだか屋外ステージの様ですね。そういったイベントでも利用できるのかも?

ばらフェスタ ナーセリー

ホールへの入り口横では、人気のローズナーセリー・ガーデニングショップ各社がばらの苗やポットローズ等を販売していました。

私自身はバラの苗を購入したり、ガーデニングするスペースを持っていないのでこの規模でもさほど気になりませんでしたが、以前の国際バラとガーデニングショウを訪れていた方にとってはかなり物足りないご様子でした。比べ物にならないくらいの縮小です。

まぁ、イベント自体が別物だから比べてはいけないのかもしれないけど・・・(小さすぎるのかなぁ?)

にこる

ばらフェスタ会場内 ~展示の様子~

会場内へ入ってすぐ左側に当日券販売ブースがありました。私が訪れたのは平日だった事もあり、特に混雑している様子もなくスムーズに購入出来ましたが、前もって来訪が決まっていれば前売り券を購入された方がお得です。

当日券は中学生以上の大人1人1500円(小学生以下は無料)

バラとガーデニングショウに比べたらかなりお安いけど、これを安いと感じるかはイベントの内容次第だよね~?

にこる

ばらフェスタ2019 エントランス

ばらフェスタ エントランス

会場に入ってすぐにバラのアーチが出迎えてくれます。

残念ながらここに飾られているバラは造花でした・・・開催期間中にこれを維持するのは難しいのかな・・・?雰囲気だけでも?といった感じでしょうか・・・

画像が見にくいかもしれませんが、ざっと会場内の配置などこんな感じです。

バラとガーデニングショウと違うのは、テーマ別ガーデンなど一般公募によるコンテストの作品展示がなく、バラにまつわる各方面で著名な方のアート展示のみになっているところです。

もちろん、ハンギングバスケットや大輪一輪花といった見事な切り花展示もありません。

ウェルカムローズガーデン

ウェルカムローズガーデン

エントランスのばらのアーチをくぐり、最初に目に入るのが「ウェルカムローズガーデン」です。

中央に噴水があり、そこを中心に円形に広がるガーデンには人気品種のばらが数多く植えられています。

ウェルカムローズガーデン

すぐ近くまで寄ってバラの香りを楽しむ事もできました。

様々な品種のバラの香りと色合い、草花とのバランスなど、ここ一角だけでも想像力が膨らみます。

ウェルカムローズガーデンをデザインし、制作を手掛けたのはガーデンデザイナーの阿部容子さん。

阿部さんはこの他にも「妖精が棲む庭」「ムッシュー・メイアンのサロン・ドゥ・ローズ」の3つのエリアをデザインされています。

めーこ

この狭いホールで3つも!?
スゴイ・・・

2019 ローズコレクション

バラとガーデニングショウでも行われていた日本ばら切花品評会と、2019年春に発表された最新品種やトレンドのバラを公開しているスペースです。

とにかく多種のバラが一度に見られて楽しめる一角。品評会展示はスペースの関係上、切り花が2段に展開されているのが少し残念でした。

バラが花開く様子を真上から眺めたいのに、上段に展示されているバラは位置が高すぎて思うように眺める事が出来ず・・・

背が高い人なら見えたかも??

にこる

日本中のバラ生産者さんが手塩に掛け育てたバラの切花が、一同に集まる機会に出逢える事自体が私にとってはとても貴重です。

多品種のバラの花開く様子や香りを間近で感じられるとても魅力的なスポットでした。

2018年秋から2019年にかけて発表された新品種が公開されている様子です。原産国別に仕切られて展示されていました。

ウェルカムローズガーデンからローズコレクションをみた様子。

エントランス入ってすぐ左にあり、品評会展示と最新品種を合わせても規模はとてもコンパクトでした。

横浜薔薇ものがたり

「横浜薔薇ものがたり」の展示には、今と昔、新旧のふたつのローズガーデンが展示されていました。

昔の横浜をイメージしたガス灯や赤レンガに囲まれたガーデンと、みなとみらいに象徴される現代風のガーデン、横浜ゆかりのバラがそれぞれのガーデンを彩っています。

ばらフェスタ 横浜薔薇ものがたり

こちらは昔の横浜のローズガーデンをイメージして制作された展示。

現代ではほとんど見ることが無いガス灯が、昔の雰囲気を感じさせてくれます。

ばらフェスタ 横浜薔薇ものがたり

一方こちらは現代の横浜のローズガーデンをイメージして制作された展示です。

綺麗に整えられた芝生やタイル張りの地面、スタイリッシュなテーブルチェアが現代風でしっくりきます。

スタイリッシュにまとまっていてとても素敵!と、思ってしまうのは、やはり私が現代人だから・・・?

にこる

今と昔のローズガーデン展示のあいだに、大正3年に発行された「園芸植物図鑑」に描かれたバラの絵の展示や、横浜市のバラに関する展示もありました。

横浜薔薇ものがたりの新旧ローズガーデンを制作されたのは、2018年の「世界バラ会議」で「優秀庭園賞」を受賞した「横浜イングリッシュガーデン」ガーデナーチームの、河合伸志さん、永井啓太郎さん、遠藤美佐さん、黒田智史さんです。

妖精が棲む庭

ばらフェスタ 妖精が棲む庭

「妖精が棲む庭」はイギリスで有名な挿絵画家、シシリー・メアリー・バーカーさんの描く妖精の姿をイメージして、ガーデンデザイナーの阿部容子さんがデザイン・制作した展示です。

イギリスでは古くから「ガーデンには妖精が棲んでいる」と言い伝えられています。

ガーデンに棲む妖精の姿を、ふっくらと花開いたバラや草木とともに描き続けた彼女の数多くの作品は、イギリスでは子供の頃に誰もが一度は手にするベストセラーの絵本にもなっています。
Check!

ばらフェスタ 妖精の棲む庭

バラの花色には無い、ブルー系の草花をプラスする事で花々が引き立てあい、調和するナチュラルなガーデンを見事に再現されています。

陽の光が当たらず、地面もない建物の中に庭をつくることは、とても特別なテクニックが必要なんだって!

にこる

展示横の一角には、シシリー・メアリー・バーカーさんの妖精の絵が何点か飾られていました。こちらは絵を撮影する事自体が禁止だったので、横から雰囲気だけ撮影させていただきました。

ムッシュー・メイアンのサロン・ドゥ・ローズ

ばらフェスタ 横浜・リヨン姉妹都市60年記念

「ムッシュー・メイアンのサロン・ドゥ・ローズ」は、横浜とフランスの都市「リヨン」の姉妹都市提携60周年を記念して制作された展示です。

こちらもガーデンデザイナーの阿部容子さんデザインの展示になります。


横浜とリヨンが姉妹都市となったきっかけ
リヨンは古くから絹織物産業が発展していましたが、19世紀にスペインで発生した蚕の病気がヨーロッパ全土に広まり、絹の入手が困難となりました。

その危機を救ったのが、横浜港から輸出された日本の生糸。その縁によって両市は友好関係を築いていき、姉妹都市として結ばれたそうです。

それ以降、両市の市民や事業者を中心に交流、相互理解を深める活動が活発に行われています。

参考:会場展示資料「横浜とリヨンをつなぐもの」

メイアン家は19世紀から続く、リヨン発祥の世界を代表するバラの名門ナーセリー。

この展示ではそんな世界のセレブリティや王族を魅了してきた名門メイアン社のバラで創られています。

やはり同じデザイナーさんの作品だからか、3つの展示の雰囲気が心なしか似かよっているような・・・?(素人なりにそう感じる?)

にこる

手前には来場者が座ってもいいガーデンベンチがありました。結構みなさん座って記念撮影されていましたよ。

その他の展示・ブースについては続きます!

会場内にはその他、バラにまつわる著名な方々のステージやワークショップ、スイーツ&カクテルがいただけるブースなどもありました。

簡単に紹介しているつもりなのに長くなってしまったので続きは次の記事で~♪

にこる

初開催イベントの会場内の様子や、全体像がわかりやすいように展示の写真は寄らずに引きで撮影しています。是非次の記事も参考にしてくださいね。
続きはこちら!
【横浜ローズウィーク】国際バラとガーデニングショウの後継イベント? ばらフェスタ2019 詳細レポート【2】

開催概要

ばらフェスタ2019
「世界をめぐるローズショー」
開催日時
2019年5月15日(水)~5月19日(日)
開催時間
9:30~17:30(初日は11:00~)
会場
横浜港大さん橋ホール
入場料
前売券:1,200円
当日券:1,500円
団体券:1,100円
※小学生以下無料
お問合せ
NHKエデュケーショナル
TEL:03-5777-8600(8:00~22:00)
公式ページ
ばらフェスタ2019(終了)

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