今回、バラとガーデニングショウの会場内に居た時間は約2時間半でした。その時間内で撮影した写真の枚数は約540枚で途中で削除した枚数も加えると600枚以上は撮影しています。
連写ではなく一枚一枚シャッターを切っての600枚はかなり過酷でしたが、ちゃんとバラの香りを嗅いだり、ガーデンもぐるっと回って前後見たりも出来ました。飲食する時間は全くありませんでしたが(笑)
今回はコンテストの「ガーデン部門」等をレポートします。メットライフドームまでの道のりやその他のコンテストをレポートしている前回の記事もご参考にどうぞ↓
国際バラとガーデニングショウ 2018 レポート 国内最大規模のバラの祭典 その1
コンテスト
ガーデン部門
ガーデン部門は募集テーマとして「十人十庭」~私の庭~と言うテーマが設けられており、自分の暮らしの中で様々な趣向、様式を組み込んだ「私にとってのいい庭」をバラと植物を楽しみながら提案していただくというもので、3つのカテゴリーがありました。
- ホームガーデン(約23㎡)
- バルコニーガーデン(約11㎡)
- フロントガーデン(約5㎡)
ホームガーデン(約23㎡)
このままオープンカフェとして成り立ってしまうような位しっかりと造りこまれていて、装飾品も細かいところまで設定されています。
この作品を作り上げるのに一体どれほどの時間がかかったのか想像もできません。ただただ関心するばかりです。
バルコニーガーデン(約11㎡)
↑こちらは「IN NATURAL」というお店を首都圏で展開していらっしゃる方々の作品です。どうやって造形していくのか疑問に思っていたら、お店の方々がこちらの舞台裏を公開されていました!とても興味深い内容です。
参考 国際バラとガーデニングショウ準備の舞台裏大公開IN NATURAL STYLE
フロントガーデン(約5㎡)
こちらは約5㎡の規模でコンパクトにまとめられていて、どれもかわいい作品ばかりでした!コンパクトでも作り手さん達の想いが詰まっています。
装飾品も一つ一つ丁寧に飾られ、その中で生花や草木などしっかり存在感もあってとても印象的です。
高校生がこれらをデザインして造りあげるなんて想像できない程、どれも素晴らしい作品ばかりでした。
バラ鉢植え部門(各種)
こちらはプロ・アマ問わず一般から公募した「バラ鉢植え」のコンテストですね。バラの種類によって5つのカテゴリーにわかれていて各カテゴリーごとに審査されるようです。
私は素人なのでコンテストの審査基準などはわかりませんが、個人的に一番可愛くて興味深かったのは「ミニチュアローズ」でした。
バラの盆栽
こちらはコンテストではなく、日本バラ会による「バラの盆栽」の区画です。両端に飾られた枝垂れの盆栽が実に見事で高さも結構あるので、横に並んで記念撮影される方が多かった印象です。
セントラルローズパーク
恐らく主催者様側としてはウェルカムガーデンをくぐって一番最初に足を踏み入れてほしい場所として企画構成された場所なのではなかろうか・・・と色々想いを巡らせてはいたのですが、一番最後に辿り着いたのがここでした。
しかも時間がなくて全然写真も撮ってません。それでも様々な品種のバラが所狭しと植えられていて、ローズパークと言うだけあって一番自然なバラの表情を見て回れるスポットだったと思います。
記念撮影されいてる方も本当にたくさんいらっしゃいました。見上げる位置にバラの花が咲いているってとても素敵ですね。
他にもいろいろありました
バラの祭典なのに、なぜか「ひつじのショーン クレイ工作づくり」といったワークショップや、「フラワーアレンジメント教室」「お花を描こう」などなど、たくさんのワークショップの受付がありました。
↑こちらは「香りのトピアリー」変わった香りのするバラが飾られていて至近距離で香りを嗅ぐ事も出来ました。
紅茶の香りのするバラなんて面白いですよね。それでもやっぱり私は普通のバラの香りが一番好きです(笑)
時間切れで見て回れなかった「ガーデニングマーケット」バラの苗木やガーデニンググッズ、バラモチーフの雑貨など見ているだけでも楽しいマーケットなのですが、今回は残念ながら全く見れませんでした・・・
この「ガーデニングマーケット」はドーム内と、屋外の駅に向かうまでの間にも出店されています。
子育て世代のママにも人気のボタニカルモチーフの衣類や雑貨などもたくさんあり、一瞬も見ることが出来なかったのが悔やまれます(泣)
バラとガーデニングショウまとめ
今回で20回目となる国際バラとガーデニングショウですが、様々な品種のバラの魅力も然る事ながら、20年もの間継続して開催されているという事は、それだけたくさんの人に支持され、愛されてきた証拠です。
私が一番最初にこの祭典に訪れたのは8年前で、当時はそれほど興味もなかったバラやガーデニングですが、知人から入場チケットを頂いた事と、その時住んでいた実家の近所だったために、なんとなく行ってみようかな?と思ったのがきっかけでした。
そんな「なんとなく」な思いは会場を訪れて一気に変化していきます。「国内最大規模」と言われるだけあって、所狭しと並べられた様々なコンテストの作品や生きているバラの苗木や雑貨などを目にしたとき、今まで自分が興味がなくて知ろうとしていなかった界隈がある事に気が付いたのです。
作品を作られる方も、何度も構想を練り、たくさんの方の協力を得て一つの物を造り上げるわけですから、そこに「想い」が込められていないわけがありません。
バラの苗木もそうです。一見普通に並んで売られていて、良い苗を選んで買うだけかもしれませんが、その苗をそこまで大切に育てて送り出してくれた方が居るのです。
そんな方々や、会場を訪れる来場者の方が、一つの作品をみて「すごい!」と思う、そんな空気感に包まれるこの空間が誰からも支持されないわけがありません。
継続出来るという事は、継続出来るなりの理由があるんだと改めて感じました。本当に素敵な空間を造り上げてくださってありがとうございます。
にこる
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