【ipad pro】デジタルイラスト作成 気になる作業手順を大公開します!

2018年の7月にipadを購入してからというもの、デジタルイラスト作成にまんまとハマってしまったにこる(@choco2col)です。

それまでは10年以上手描きのアナログでしか絵が描けなかった私ですが、デジタル絵の世界を知ってからまだ3ヶ月程しか経っていないのに、もうアナログには二度と戻れない!むしろなぜもっと早く足を踏み入れなかったのか!と痛感しています。

今回は、そんな私が先日描いたデジタルイラストの作業工程をご紹介したいと思います。大公開と言うとすごくおこがましいのですが、そこまでデジタルの知識がなかった私でも試行錯誤してここまで描き切る事ができたので、その流れをまとめさせていただきました。

この記事はこんな方におすすめ

  • デジタルイラストに興味のある方
  • デジタルで着彩していく流れを知りたい方
  • レイヤーの小技が気になる方

デジタルイラストってこんな流れで完成します!という工程をご紹介するだけなので、お絵描きが上達するアドバイスや細かい手順等は掲載されていません。ご興味がある方に向けて今後の創作のヒントにはなるかもしれませんので、お時間のある方はどうかお付き合い頂けたら嬉しいです。

元となるイラストはこちら!


作業日数:3日
トータル作業時間:約18時間

私はかなりの遅筆に加え集中力が無いのでかなり時間がかかっています。

この記事で使用しています!
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作業環境・使用ソフト

  • ipad pro 12.9inch(2017モデル)
  • Apple pencil
  • ipad版 CLIP STUDIO PAINT(アプリ)
あるとすごく便利!
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作業手順

イメージをしっかり頭の中で想像する

私は、実際にペンをにぎって線を描く前に、頭の中でその作品のイメージや色、形を結構細かく想像します。

この工程は、絵を描く上でわりと重要なのではないかと個人的には思います。イメージをしっかり骨組みしておくことで、実際にペンを走らせる時に進める方向に迷いが無くなり、作業時間の短縮にもつながります。

遅筆な私が言える立場ではないけれど~

にこる

デジタルなので下描きは特になし

このイラストの一番手前にある「マリーゴールドの橋」からブラシツール(油彩)でザクザクと描いていきます。

レイヤーとしては、最後まで一番手前(上)に置くレイヤーなのですが、この橋が全体のバランスを取ってくれるパーツなので、これを基盤にして下にどんどんレイヤーを重ねていく感じです。

最初にオレンジでなんとなく形をつくり、その後は影になる部分は茶色、光が当たる部分は黄色でただひたすら点々と点を打つ作業となります。

描いていて気に入らない部分は一瞬で消せて、一瞬で戻せるところもデジタルイラストの利点ですよね。線画(ペン入れ)のあるイラストは水色の線で下描きする時もあります。

レイヤーについて、いまいちよくわからない・・・という方は、ネコロス(@youyakuya)さんのブログですごくわかりやすく説明してくれていますので、是非そちらもご覧ください。
参考 ネコロスはこんな風にお絵かきをしている(中編)モエルライフ。

奥に見える背景を描く

マリーゴールドの橋のレイヤー透明度を下げ、その下にレイヤーを重ね、そこに奥に見える背景をペンツール(Gペン)でひたすら描いていきます。

現実の日常の風景ではなく、想像上の風景なので、パースなどはほとんど無視です。下から上にどんどん増殖させていきました。

ここでも意識したことは「バランス」です。そのため、マリーゴールドの橋は透明度を下げて見えるようにし、常に橋とのバランスを考えながら描いています。

これは線画ですが、細かいので下描きしてペン入れ・・・と、二回も描きたくなかったのでいきなりペンで描いています。気に入らなければ消して、描いてを繰り返し。拡大すると結構線も雑でザザッと描いているのがわかります。

どう見てもパースがおかしい部分もありますが、霧のようにモヤがかった世界になる予定なので、この時点ではそんなに気にしません。

線画の上にレイヤーを重ねて薄い色を置く

背景の建物に、全体のイメージ色を薄くした色をブラシツール(透明水彩)でざっくり乗せていきます。

背景の線からはみ出した部分を消す

消しゴムツールで背景の線に合わせてはみ出した部分を綺麗に消します。

なぜ一度薄い色を置くのかというと、このレイヤーをクリッピングして更に上から色を重ねるからです。クリッピングは、「レイヤーの色が塗ってあるところにだけ色を重ねられて、それ以外の部分には色がはみ出さない」機能です。作業効率がグン!と上がります。

似たような機能で「レイヤーの透明度を保護」というのもありますが、私には違いがよくわかりません・・・

「クリッピング」や「透明度を保護」も、ごく最近知った機能で、デジタルで絵を描くってなんて便利でズルイんだ!!と思いました・・・

にこる

建物の影になる部分にさらに色を重ねる

なんとなくここら辺暗いかな?ってところに、同じブラシツール(透明水彩)でピピピッと同系色を重ねていきます。

上にレイヤーを重ね、建物の着彩

ブラシツール(透明水彩・油彩)で建物一個一個の着彩です。同じ色が重ならないようにバランスよく散らして着彩しました。夜のイメージなので全ての建物に色は置かず、ところどころ飛ばしています。

グラデーションツールで全体に色を乗せる

夜のイメージなので全体的に暗く見えるように、一度上にレイヤーを重ねてから、そこにグラデーションツールで一気に色を重ねます。そのままだと線画が見えなくなってしまうので、レイヤーの透明度を下げて丁度良い色味を調節します。

更に奥に遠く離れた建物を描く

レイヤーを一番下に重ね、そこに更に遠く離れてぼやけた背景を描くと奥行きがでます。色は同系色で更に暗めの色を選び、建物の形状などシルエットだけでザッと描きます。

発光レイヤーで家々に灯るあかりを表現

マリーゴールドの橋のすぐ下にレイヤーを重ね、そのレイヤーの種類を「覆い焼き(発光)」にする事で、暗闇に光る窓あかりを表現する事ができます。

大抵のグラフィックソフトにはついている機能ですが、ipad版のCLIP STUDIO PAINTはレイヤー表示のこの辺をクリックすると一覧が出てきます。ソフトによっては「加算(発光)」でも同じような効果が得られます。

発光の仕方は本当に簡単です!建物の窓枠より少しはみ出すくらいに明るい黄色をぬり、その輪郭をぼかすだけです!

建物の色も所々光らせてバランスを見る

窓あかりで光らせた発光レイヤーとは別に、その下に更に発光レイヤーを重ね、今度は建物も同じ手順でところどころ光らせます。

下塗りした建物の色を参考に色を選び、光らせたいポイントの家々だけ更に塗り重ねるといった感じです。建物の輪郭沿いに点々と描いている電飾も発光レイヤーを使っています。

※発光レイヤーは、発光レイヤーどうしであれば2枚を1枚に統合して合成できますが、通常レイヤーと発光レイヤーを統合すると、発光の効果が無くなってしまうので、画像を統合する際は注意が必要です。

くっきりした背景に霧やモヤをいれる

そのままだと、背景が少しくっきりしすぎているので、淡い煙のようなモヤモヤ感を追加します。背景の主線もモヤモヤしたいので、線画レイヤーの上にレイヤーを重ね、そこにエアブラシツールでシューっと色を吹きかけます。

わかりやすく背景の色を抜いてみました。こんな感じでエアブラシを吹きかけます。

色は白にして、透明度を下げてもいいと思いますが、もっとよくわからないレベルのモヤモヤ感を表現したかったので、同系色寄りの色を選んでいます。お好みの濃さまで、透明度を調節してもいいかと思います。

くっきりともやもやの比較画像です。

人物を描く

ここにきてやっとキャラクターの登場です。今回は線画で描かないので、ブラシツール(油彩)でざっくり色を置いてバランスをみながら塗っては消し、塗っては消し・・・しました。なんとなくそれっぽく見えればいいかな?位です。

最後にキャラクターを浮かび上がらせて完成!

そのままだと、ごちゃごちゃした背景にキャラクターが埋もれてよくわからないので、キャラクター達も発光レイヤーを使って目立たせてあげます。

キャラクターを描いたレイヤーのすぐ下に発光レイヤーを重ね、そこにキャラクターの外輪郭より2mm程度はみ出す位にブラシツール(油彩)で白を置きます。あとはその白い部分の輪郭をぼかすだけ!

その他にも、絵全体のバランスを考えて玉ボケみたいなキラキラした〇も発光レイヤーに描いています。いずれもブラシツールで好みの形を描いて輪郭をぼかすだけです。

デジタルイラスト作業工程まとめ

こんな感じでこのイラストは完成しました。私はつい最近、レイヤーの「クリッピング」機能や「透明度を保護」という機能を知って、それまでどうやってデジタルイラストは描かれていくんだろう?と疑問に思っていた事がぼんやり見えてきました。

その機能を知れば知るほど「デジタルで絵を描くって・・・ズルイ!」って思うようになってきて、描く枚数が増えるごとにアナログ絵にはもう絶対戻れない・・・戻りたくない・・・とまで思うようになってしまいました。

アナログ絵にはアナログ絵の良さがありますが、何を隠そうデジタルで絵を描くのは

めっちゃ楽っ!!

にこる

もう、この一言に尽きます!長年私はアナログ派ですっ!と看板を掲げてきましたが、それは過去に何度もデジタル絵に挑戦しようとしては挫折を繰り返していたからなんです。

パソコンの画面をみながら手元で動かすペンタブを、私にはどうしても器用に扱う事が出来ませんでした。

そんな時「Apple Pencil」の存在を知り、藁をもすがる想いで飛び込んでみたら・・・それまでの苦手意識は一体何だったの?という位スムーズに描けるようになったんです。まるで別世界ですよ!

もしかしたら「液タブ」なるものだったら、この私でも使えていたかも??しれないですが、タブレット単品だけにン10万もの金額は私には払えませんでした。

ipadだったらそれだけでtwitterやったり映画みたり、色々な場所に持ち運んで自由なスタイルで出来るもんね!

にこる

今後はipadやApple Pencilに関する記事も書いていけたらなと思っています。私のように、長年「板タブ無理・・・狙った位置にペン先が落ちない・・・」と悩まれている方へ少しでも参考になれば嬉しいです(喜’v`*)
今回の絵を描くのに使用したモデル
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